荷主いすゞ自動車は8日、関東部品センター京浜事業所を神奈川県藤沢市から東京都町田市の横浜町田物流センターへ移転し、13日から稼働すると発表した。新拠点ではUDトラックス(埼玉県上尾市)との補給部品の共同配送を開始し、首都圏などの部品供給網を統合する。

▲横浜町田物流センターの外観(出所:いすゞ自動車)
新京浜デポの倉庫面積は1万979平方メートルで、従来比8割拡大した。いすゞに加え、UDトラックスの補給部品の保管、入出庫に必要なスペースを確保し、東京都、千葉県、神奈川県、山梨県、静岡県東部にある両ブランドのサービス拠点への配送を担う。
両社はこれまで、それぞれ独自に補給部品の供給網を構築してきた。いすゞは国内7か所の地域部品センターからサービス拠点へ1日2便、UDトラックスは群馬部品センターから1日1便で配送していた。今回の統合では、いすゞの既存物流網を活用し、両ブランドのサービス拠点へ1日2便体制で配送する。

▲移転後の部品棚(出所:いすゞ自動車)
いすゞとUDトラックスは2027年度中の合併を検討しており、これまで北海道、東北、中部、関西、九州で補給部品物流の統合を進めてきた。今回の京浜デポ移転により、広域販売会社の管轄エリアにおける補給部品センターの物流機能統合が完了する。
いすゞによると、統合後は北海道を除く全国のサービス拠点で、受注した補給部品の95%を12時間以内、99%を翌日までにデポから供給できる体制とする。配送頻度の引き上げに加え、販売拠点側の在庫適正化にもつなげる。

▲移転後の出荷場(出所:いすゞ自動車)
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