いすゞ、ASEAN地域にアフターセールス拠点

国際いすゞ自動車は24日、ASEAN地域のアフターセールス・サポート体制を強化するため、地域統括会社のいすゞモーターズアジアに「アセアン・アフターセールスセンター」を設立すると発表した。中東のドバイ・アフターセールスセンターに続き、2か所目の開設となる。

ASEAN地域ではいすゞ車の保有が多く、今後も拡大が見込まれることから、顧客のニーズに合った商品の現地生産化の拡大に加えてアフターセールス体制を整備し、現地ディストリビューターとの連携をより強化することにしたもの。

具体的には、パーツセンターをシンガポール近郊のマレーシア・ジョホール州に新設し、3万点の補給部品を配備、ASEAN域内へ供給を開始する。

また、マーケティング機能や補修専用部品の販売・企画機能を持たせ、補給部品事業の強化を図る。サービスでは、現地ディストリビューターとともに整備入庫拡大、現地スタッフの育成などの支援活動を実施する。