
▲無添加みそ工場(出所:マルコメ)
フードマルコメ(長野県長野市)は8日、本社敷地内に総投資額84億円をかけて整備した「無添加みそ工場」が完成し、同日開業したと発表した。年間1万トンの生産能力を新たに確保し、既存工場と合わせた生産能力を年間2万8000トンに引き上げた。需要が拡大する無添加みその安定供給体制を強化する。
新工場の所在地は長野市安茂里883。建築面積は2687.62平方メートル、延床面積は8201.47平方メートルで、鉄骨造の建物に生産設備を導入した。投資額84億円には建物と生産設備が含まれる。生産設備には80トンの熟成タンク6本と20トンの熟成タンク18本を設置した。既存工場の年間1万8000トンに新工場の1万トンを加え、無添加みその需要拡大に対応する。
同社によると、無添加みそシリーズの販売は2021年度からの5年間で205%に伸長した。こうした需要拡大を背景に、生産能力を増強し、商品の安定供給とさらなる市場拡大を図る。

▲俳優の斎藤工さんが参加した開業式でのテープカットの様子(出所:マルコメ)
新工場には、製造工程を学べる見学施設も併設した。新工場と既存工場を巡りながら、製麹、蒸煮、熟成、蔵出し、充填、梱包、検査まで、みそが商品として完成するまでの一連の工程を見学できる。
8日の竣工式・開業式には俳優の斎藤工さんが参加し、テープカットを行った。長野市立山王小学校の5年生約30人も参加し、みそ教室や工場見学を通じて原料や発酵について学んだ。
マルコメは新工場の稼働によって無添加みその安定供給体制を強化するとともに、見学施設を通じてみそや発酵の魅力を次世代に伝える機会を創出する。
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