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サティス製薬、生産能力向上、短納期化へ新本社工場

2010年8月11日 (水)

ロジスティクスサティス製薬の新本社工場イメージ化粧品・石鹸の受託製造(OEM)を行うサティス製薬は11日、埼玉県吉川市に本社工場を2011年10月をめどに新設すると発表した。投資額は5.8億円。

 

同社では現在、新規取引先件数が年間40社以上のペースで増加しており、現工場の生産能力が限界に達しつつあるため、本社工場を新設して生産能力を向上させるとともに品質向上と短納期化を目指す。

 

新工場は3階建構造とし、1階に事務室、品質管理室、倉庫など、2階を製造・生産の拠点とし、3階には見学者用の通路を設け、2階の充填室、包装室、調整室の見学ができるようにする。650リットルの真空乳化釜装置一式、純水装置、充填機などを設置するため、生産能力は現工場の4倍に拡大する。

 

新工場では、生産量を4倍の年産約480万個に引き上げ、グループ全体で19億円の売り上げを計画している。