M&A三陽工業(兵庫県明石市)は2日、トラック用エンジン部品や足回り部品の機械加工を手掛ける為我井製作所(東京都中央区)の全株式を9月30日付で取得し、グループ会社化したと発表した。同社にとって過去最大規模のM&Aとなり、関東エリアにおける製造基盤を強化する。
為我井製作所は1938年創業の機械加工メーカーで、神奈川県海老名市と高座郡寒川町に主要工場を構える。トラック用エンジン部品や足回り部品の加工を手掛け、いすゞ自動車やIJTT、美濃工業栃木、京浜精密工業などを主要取引先としている。
資本金は4500万円、従業員数は4月1日時点で106人。長年にわたりトラック部品の機械加工を手掛け、製造技術を蓄積してきた。
今回の買収により、為我井製作所は三陽工業グループの関東エリアで2拠点目の製造拠点となり、グループ内で最大規模の製造拠点にも位置付けられる。三陽工業は関東地域における製造ネットワークの強化を図る。
グループ化に伴い、三陽工業の湘南事業所長である二川勝利氏が為我井製作所の代表取締役に就任した。今後は事業運営、人材確保、経営管理の各面で支援を進めるほか、人材面の支援強化に向けて三陽工業から出向者を配置する予定。
三陽工業は、HR事業で培った営業、採用、定着、育成のノウハウと、製造事業で培った現場力を活用し、為我井製作所の技術継承と現場力の強化を支援する。
買収金額は公表していない。
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