ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

関通が中国STORINと提携、自社倉庫を実証拠点に

2026年10月9日 (金)

M&A関通ホールディングス(HD)は9日、中国系のスマート物流企業ストインJPと、日本市場での物流自動化ソリューション普及に向けた戦略的業務提携を締結したと発表した。提携日は6月3日。関通HDが持つ国内物流の運用ノウハウと顧客基盤に、ストインの自動化設備調達やシステムインテグレーションの機能を組み合わせ、国内の物流自動化需要を取り込む。

協業では、小物の高頻度ピッキング、高密度保管、構内搬送の無人化、高速仕分け・出荷、ロボット作業の5領域を重点分野とする。GTP、四方向シャトル、AGV(無人搬送車)、AGF(無人フォークリフト)、AMR(自律走行搬送ロボット)、ソーター、ロボットアームなどを組み合わせ、物流センターごとの物量や作業工程に応じた自動化設備の導入を進める。

(出所:関通ホールディングス)

提携の柱となるのが、関通HDの自社物流センターや既存顧客拠点を実証の場として活用する「動くショールーム」戦略だ。まず自社拠点などに設備を先行導入し、実際の物流業務の中で稼働状況や効果を検証する。そのデータや運用実績を新規顧客への提案材料として活用し、将来的には大規模案件の獲得や保守、運用支援など継続収益型の事業拡大につなげる構想を掲げる。

すでに3Dソーター(立体自動仕分け機)をはじめ、トレーディングカードなど高額商品の保管を想定したスマートロッカー、GTP、ロボットアーム、AGV・AGFを活用する自動化案件が進行しているという。機器の導入だけでなく、入荷、保管、ピッキング、搬送、仕分け、出荷といった庫内工程全体を対象に自動化を組み立てる。

関通HDは自社の物流現場を検証拠点として使うことで、設備単体の販売ではなく、実運用で蓄積したノウハウを含めたソリューション提供を目指す。ストイン側は日本市場で売上高100億円規模を目標に掲げている。

▲業務提携調印式の様子(出所:関通ホールディングス)

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集局にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集局直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集局
メール:support@logi-today.com

LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。

ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。