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アディダス、中国蘇州に最先端の自動化物流拠点

2020年10月16日 (金)

国際中国蘇州の「蘇州GLPロジスティクスパーク」で14日、最新の自動化機器によって出荷能力の大幅な向上を図る「アディダス向け物流施設」の起工式が行われた。アディダスにとっては中国で4か所目の物流拠点で、開発を受け持つGLPの投資額は4億元(62.6億円)以上。

「インテリジェント・オペレーション・センター」と呼ばれるこの物流施設は総面積13万平方メートルに及び、最新のテクノロジーと自動化機器を全面的に採用することで、アディダスが中華圏で展開する長期的な事業の発展をサポートする。

新施設が完成すると、中国国内のアディダスの物流拠点は蘇州に3か所、天津に1か所の4拠点体制となる。同社は2023年までにフル稼働させ、配送能力を現在の2倍に引き上げる。

インテリジェント・オペレーション・センターは二層の標準的倉庫3棟と、高さ24メートルの立体倉庫棟、オフィスビル1棟で構成され、6本の空中デッキが4棟の物流施設をつなぎ、自動仕分け配送センターの運営効率を高める。