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ウォルマート、次世代FCで西海岸配送を高速化

2026年10月9日 (金)

国際米小売大手ウォルマートは8日、米カリフォルニア州ストックトンに次世代型フルフィルメントセンター(FC)を開設したと発表した。延床面積は90万平方フィート超で、同社にとって5拠点目の次世代FCとなる。1000人超を雇用し、カリフォルニア州を中心とする米西海岸向けの配送能力を引き上げる。

新施設では、自動化設備や機械学習を活用した高密度保管・出庫システムを導入した。従来は12工程だった出荷作業を5工程に削減し、商品を作業者のもとまで自動搬送する。反復的な手作業を減らしながら、1日当たりの処理可能注文数と保管能力を高める。

▲次世代型フルフィルメントセンター(出所:ウォルマート)

立地するストックトンはカリフォルニア州セントラルバレーに位置し、西海岸の主要消費地への供給拠点として活用する。ウォルマートは同施設を既存店舗や他のFCと組み合わせ、数百万点の商品で配送速度の向上を図る。

同社によると、こうした次世代FCを既存のフルフィルメント網と組み合わせることで、米人口の95%に対し翌日または翌々日配送を可能にする計画。自社商品のほか、第三者出店者向け物流サービス「Walmart Fulfillment Services」でも同施設を活用し、マーケットプレイス商品の出荷に対応する。

(出所:ウォルマート)

ストックトン拠点では技術系職種を含め、1000人超を採用する。自動化によって反復的な作業を減らす一方、従業員が高度な技術を扱う業務や新たな技能を習得する機会を設けるとしている。

ウォルマートはカリフォルニア州内で300超の店舗、会員制倉庫、物流拠点を展開している。今回の新設により、EC(電子商取引)需要への対応力を高めるとともに、西海岸の物流ネットワークを強化し、配送リードタイムの短縮につなげる。

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