国際デンマークの海運・物流大手DFDSは8日、スペインのナヴィエラ・アルマスが運航するアルヘシラス-タンジェ・メッド航路のフェリー事業取得について、スペインとモロッコの競争当局から承認を得て、同日付で取引を完了したと発表した。取得額は1億6500万デンマーククローネ。
取得対象には、アルヘシラス-タンジェ・メッド航路に投入されている貨客船「Volcan de Tamasite」1隻と航路運営に関する許認可が含まれる。200人の従業員もDFDSへ移籍する。同船は2004年建造のRoPax船で、DFDSがすでに運航する同区間のフェリー航路と統合する。
あわせて、同航路で既存事業者が共同運航する貨物フェリーの持分も33%から50%に引き上げる。これにより、貨物・旅客双方で輸送力を拡大し、成長市場と位置付けるジブラルタル海峡での事業規模を広げる。
一方、アルヘシラス-セウタ航路の取得については、スペイン競争当局が求めた条件が合意範囲を超えたとして、DFDSは取引を見送った。
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