東洋エンジ、インドでLNG再ガス化プロジェクトを受注

荷主東洋エンジニアリングは14日、インドのGSPC LNGが同国西部グジャラート州ムンドラで計画する、LNG払出能力年産500万トン再ガス化設備の新設プロジェクトを受注した、と発表した。

東洋エンジニアリングのインド法人が主体となり、設計から工事・試運転までのEPC業務を一括請負で実施する。プラントは2016年末に完成する計画。

GSPC LNGは、石油・ガス資源の開発から生産を担うGSPCと、民間企業の合弁出資で設立されたLNG受入・貯蔵・再ガス化を行う事業会社で、東洋エンジニアリングにとっては、先に受注した同州ダヘジで計画されているペトロネット向け設備拡張工事に続く受注。

インドでは、電力や肥料などの需要拡大に伴い10基以上のLNG輸入基地が計画されており、東洋エンジニアリングでは「LNG関連案件やガスを原料とする肥料案件などの受注に向け、積極的にインドでの営業活動を展開していく」としている。