荷主日本郵便は14日、子会社の郵便局物販サービス(東京都江東区)と三越伊勢丹ホールディングス、三越伊勢丹通信販売(東京都江東区)の3社が商品供給を担う合弁会社「JP三越マーチャンダイジング」(東京都江東区)を1日に設立したと発表した。
新会社は互いの強みを生かした通販事業を展開するため、総合カタログ通販企業として設立。16日からJP三越マーチャンダイジングが商品提供し、郵便局物販サービスが販売者となる「JPセレクト『誕生祭』カタログ」を全国2万局以上の郵便局と郵便局のネットショップで展開する。
この通販カタログは、日本郵政グループと三越伊勢丹グループがコラボレーションして提案する、非食品分野の商品を中心とした「JPセレクト」カタログの創刊号として発刊するもの。
創刊号は誕生祭と題し、上質で洗練された衣料品や服飾雑貨を中心に、機能にこだわった「お役立ちアイテム」まで、厳選した商品を取りそろえた。郵便局を利用する40代以上をメインターゲットに、シニア層にも配慮した商品構成とする。