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ラングローブ、仏ブランド輸入車販売事業を取得

2025年12月22日 (月)

M&A関西を中心に中古車や輸入車の販売事業を展開するラングローブ(神戸市東灘区)は19日、輸入自動車販売のユーロモータース(大阪市西区)などから輸入車販売や自動車部品卸売の事業を取得すると発表した。ユーロモータースはフランス「プジョー」「シトロエン」の正規ディーラーで、「ジープ」や「 フィアットアバルト」を扱う同社は輸入自動車のラインアップ拡充を図る。

同社が新たに事業取得するのは、ユーロモータースの事業と、同社の関連会社で自動車部品卸売ユーロスポルティフ(同)の事業でいずれも吸収分割方式とする。ラングローブは、100%子会社として自動車販売「ユーロモーター」と、自動車部品卸売「ユーロステラ」の2社を今月23日に設立し、2026年1月30日、それぞれの事業を継承する。

ユーロモータースとユーロスポルティフは、いずれも両社の谷田雅憲社長が100%株式を保有している。プジョー、シトロエンの正規ディーラーとして、大阪府内で4店舗を展開していたが、ここ数年は売り上げが低迷。ユーロモータースのことし3月期の売り上げは16億6400万円で、当期純損失は9237万円と2期連続で赤字を計上していた。今回の事業取得の価額は非公表となっている。

ラングローブは「プジョーなどのブランド力と、ユーロモータースの専門知識を引き継ぎ、長年培ってきた中古車販売の店舗運営ノウハウや顧客管理システムを融合させて、販売機会の最大化を図る。既存事業との相乗効果や、パーツ販売・整備部門での技術交流などで、グループ全体の収益基盤の強化、中長期的な成長を図る」などとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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