日通など5社、関西の食輸出促進で連携、協議会設立

フード日本通運は21日、三井住友海上火災保険、関西・食・輸出推進事業協同組合、三井住友銀行、新関西国際空港の4社・団体とともに「関西フードエクスポート&ブランディング協議会」を9日付で設立したと発表した。

協議会は金融、物流、空港、食品に携わる参画企業それぞれのノウハウを活用し、関西の食の輸出支援策を相互に連携して取り組むことで、地域経済の活性化につなげる狙い。

同社は協議会を通じて関西地区と海外40か国に展開する拠点連携を活用し、産地から最終バイヤーまでの最適輸送の提案や物流ニューモデルの構築など、物流面から関西発の食輸出ビジネスを支援するとしている。

関西フードエクスポート&ブランディング協議会は21日付で「ALL関西『食』輸出推進委員会」と基本合意書を締結し、双方のノウハウを連携させることで食の輸出拡大を効率的に循環させることを目指す。