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阪急阪神エクス、中国からパンダを輸送

2011年2月17日 (木)

話題阪急阪神エクスプレスは21日、ジャイアントパンダ2頭を中国・四川省の自然パンダ保護区(中国保護大熊猫研究中心)から東京都恩賜上野動物園へ輸送する。

 

2頭のパンダは、四川省・成都空港から上海・浦東国際空港を経由し成田空港に到着後、輸入通関手続きを経て上野動物園へ向かう。上海・浦東国際空港からは、全日本空輸(ANA)のパンダ特別塗装機「FLY!パンダ」を使用。

 

輸送中は、機内貨物室で輸送適温に近づけるための工夫を施し、成田空港到着後は指定地外での輸入通関手続きを行って所要時間を短縮するなど、輸送中にパンダが安全・快適に過ごせるよう、自然パンダ保護区、上野動物園、ANAとの綿密な打ち合わせを行いながら輸送準備を進めてきた。

 

同社は、日本に初めてパンダやコアラを輸送したフォワーダーで、ほかにもゾウ、トラなどの大型動物や、シャチやペンギンなどの動物輸送の実績を持っている。同社では「動物輸送のパイオニアとしてこれまでの経験と実績を駆使し、万全の体勢で輸送に臨む」としている。当日は四川省から上野動物園まで、飼育員と獣医が同行してパンダの容態を確認する。