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証券監視委、リンコーへの課徴金納付を勧告

2011年2月21日 (月)

行政・団体証券取引等監視委員会は18日、リンコーコーポレーションの有価証券報告書虚偽記載を受けて検査した結果、「法令違反の事実が認められた」として、300万円の課徴金納付命令を出すよう金融庁に勧告した。連結子会社の臨港商事で行われた不適切な経理処理に対するもの。

 

監視委によると、リンコーは2010年3月期の有価証券報告書で貸倒引当金を過少に計上するなど、金融商品取引法で定める「重大な事項につき虚偽の記載がある」報告書を関東財務局長に提出した。

 

リンコーでは「証券取引監視委員会の勧告を真摯に受け止め、金融庁から正式な通知を受領後、対応について検討し、決定次第改めて開示する」としている。