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センコー、タイに物流センター2拠点を計画

2014年5月2日 (金)

ロジスティクスセンコー、タイに物流センター2拠点を計画センコーは2日、タイ最大の貿易港・レムチャバン港に、輸出入貨物を中心に扱う物流センターの建設に着手した、と発表した。2015年4月のオープンを目指す。

また、バンコク市内からのアクセスにすぐれた内陸部のアユタヤ市にも、2年後の16年4月稼働に向けて物流センターの建設用地を購入した。

ASEAN域内で物流ネットワークを構築することで、事業拡大を図る。第1ステップとして15年4月にレムチャバン港に輸出入物流センター、16年4月に内陸部のアユタヤに物流センターをそれぞれ建設する。

第2ステップでは、周辺諸国への拠点拡大を進め、タイを起点とした国際陸上輸送による「陸のASEAN」、第3ステップでは、海上輸送を中心とした「海のASEAN」への物流ネットワークを構築する考え。

レムチャバン港では、製造業の生産体制増強などで、輸出入貨物の物量が増加し、物流センターニーズが高まっているとして、港から10キロ、車で20分の距離にあるピントン工業団地に倉庫棟3棟を建設する。

アユタヤでは、これまで培った量販・小売物流のノウハウをタイで展開するため、量販・小売店向け物流センターの建設を計画している。

■レムチャバン輸出入物流センターの概要
所在地:タイチョブリン県シラチャ郡ピントンランド
敷地面積:4万8593平方メートル
建物構造:鉄骨造平屋建て
延床面積:3棟で2万1416平方メートル
稼働時期:2015年4月

■アユタヤ物流センターの概要
所在地:タイアユタヤ県ウタイ市
敷地面積:4万5312平方メートル
建物構造:鉄骨造平屋建て
延床面積:2万平方メートル
稼働時期:2016年4月