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17年に累計40億円の売上目指す

堀場製作所、世界最小の車載排ガス測定装置を開発

2014年5月16日 (金)

サービス・商品堀場製作所、世界最小の車載排ガス測定装置を開発堀場製作所はこのほど、自動車の排ガスに含まれるNOxやCOなどを測定する車載型排ガス測定装置の新型「OBS-ONE」を開発し、7月から受注を開始すると発表した。

車載型としては世界最小で、分析計の小型化や独自の排ガス計測技術を採用したことにより、搭載する計測システムの消費電力、重量を50%削減する。

欧州では、世界で初めて大型車だけでなく乗用車にも2017年から公道走行時の排ガス規制の対象範囲を拡大することとなっており、この規制によって測定装置の市場規模が2年で倍増するといわれている。

そこで、同社は主力製品の大型排ガス測定装置に加え、小型軽量な車載型を販売することで、自動車メーカーや公的機関などの測定ニーズに対応。17年度までにこの製品で累計売上高40億円を目指す。