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関東運輸局、警告書交付し再発防止策の報告指示

中央シェル石油販売が「多数の未認証行為」

2014年5月16日 (金)

行政・団体関東運輸局は16日、中央シェル石油販売(東京都文京区)が埼玉県、栃木県の複数の給油所で、自動車分解整備事業の認証を受けずに自動車の分解整備を繰り返し、継続して行っていたことが分かり、これら多数の未認証行為に警告書を交付したと発表した。

同社の自動車分解整備事業場でも「最低従業員数の要件(工員2人)の不備、整備主任者の変更届出の未提出」とされている認証基準に適合していないことを確認した。

同運輸局は「このような行為は、自動車分解整備事業の業務の適正な運営を阻害するおそれがあるばかりではなく、自動車使用者などの信頼を失い自動車整備関係事業者の社会的信用を失墜させるものだ」と強く非難し、16日付で同社に警告書を交付。

再びこのような行為を行うことのないよう厳重に警告するとともに、(1)直ちに未認証行為による対象車両の安全性の確保を行うこと(2)再発防止対策を報告すること——を指示した。