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関東運輸局

水戸市の整備業者処分、不正改造ダンプに車検手続き

2015年9月25日 (金)

行政・団体関東運輸局は25日、不正改造状態で車検手続きを行っていた指定自動車整備事業者「オートバランスコボリ」(茨城県水戸市)に対し、指定を取り消す行政処分を行った。

オートバランスコボリは、大型ダンプカーの突入防止装置(大型バンパー)の取付け不良、窓ガラスへの着色フィルム貼付など、不正改造状態で保安基準に適合しない車両に対し、必要な点検・整備、検査を行わず、保安基準に適合しているとの証明(保安基準適合証)を交付し、自動車検査証の有効期間更新手続きを行っていた。

違反の判明を受け、関東運輸局は25日付で、指定自動車整備事業の指定の取消しと自動車分解整備事業の停止65日間の処分を行った。

指定自動車整備事業者(いわゆる民間車検場)は、検査設備など一定の要件を満たした自動車分解整備事業者として指定を受けた事業者。この事業者が交付する保安基準適合証を運輸支局などへ提出することにより、現車提示を行わずに自動車検査証の有効期間を更新できることとなっている。