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アサヒHD、健康機器メーカーのフジ医療器を買収

2014年5月20日 (火)

荷主アサヒホールディングスは19日、子会社のジャパンウェイストを通じ、健康機器メーカーのフジ医療器(大阪市中央区)の株式を取得して連結子会社化すると発表した。ジャパンウェイストは、フジ医療器の株式80.9%(議決権ベース)を総額78億円で7月1日に取得する。

フジ医療器をグループ会社化することで事業領域を拡張するとともに、自社グループが長年培った全国の病院、歯科医院に対する営業網を活用したフジ医療器製品の販売、フジ医療器の販売網を活用した自社グループ製品の販売など、相互に事業基盤を活かして新たな収益機会を創出する。

フジ医療器は1954年創業、マッサージ器、補聴器、家庭用電気治療器、アルカリイオン整水器などの健康機器を製造・販売しており、マッサージチェアメーカーとしては国内最大手として知られる。家電量販店、JA、地域家電店、通信販売会社、海外代理店などの幅広い営業ネットワークを国内外に展開している強みがある。2013年8月期の業績は、売上高172億600万円、営業利益5億1500万円、最終利益3100万円。