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川崎汽船、環境負荷低減で米LB港湾局から表彰

2014年5月22日 (木)

ロジスティクス川崎汽船は22日、2013年の1年間に米国ロングビーチ港沿岸海域で環境負荷低減に向けた「グリーンフラッグプログラム」と「グリーンシッププログラム」への取り組みが評価され、ロングビーチ港湾局から「エンバイロメンタル・エクセレンス・アワード」の表彰を受けた、と発表した。

グリーンフラッグプログラムは、沿岸海域で大気汚染を防止するため、同港に寄港する船舶に対して付近の洋上でスピードを12ノット以下まで減速し、船舶からの排気ガスを抑制するプログラム。

同社は13年の1年間に入出港58隻、延べ303回の通航で同プログラムに参加し、付近40マイル以内の海域を対象として参加した船社の中で、最多の通航隻数で完全実施(実施率100%)を達成した船社として、最高の評価を受けた。

また、グリーンシッププログラムは排気ガスに含まれるNOx(窒素酸化物)の排出が少ない船舶の同港への寄港を奨励するプログラムで、同社は1年間、同港への出入港4隻、延べ9回の対象船舶の寄港が評価された。

両プログラムともに同港沿岸の大気汚染防止のために港湾局が船会社へ自主的な協力を求めているもので、川崎汽船にとってグリーンフラッグプログラムは9年連続、グリーンシッププログラムは初受賞となった。