商船三井、米西海岸の減速航行で表彰

認証・表彰商船三井は5日、米国ロングビーチとロサンゼルスの港湾局から、両港沿岸から40マイル域内での減速航行実施率が高い船社として表彰を受けた、と発表した。

両港は沿岸部の環境保全を目的に、港から一定海域を航行する船舶の航海速度を12ノット以下に制限し、船舶が排出する二酸化炭素（CO2）、窒素酸化物（NOx）、硫黄酸化物（SOx）などを抑制するプログラムを導入し、毎年、年間実施率が高い船社を表彰している。

商船三井は、ロサンゼルス港の自営コンテナターミナルTRAPACに寄港するコンテナ船をはじめ、自動車船、タンカー、バルカー延べ250隻が毎年この海域に入出港しており、「グループ一丸となってプログラムの順守に努めてきた」ことが認められた。