ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

創業者のジェフ・ベゾス氏を「世界最悪の経営者」に認定

国際労組総連合、アマゾンの倉庫運営を厳しく非難

2014年5月23日 (金)

話題国際労組総連合、アマゾンの倉庫運営を厳しく非難国際労働組合総連合(ITUC)はこのほど独ベルリンで開いた世界会議で、米国アマゾンの創業者、ジェフ・ベゾスCEOが「世界最悪の経営者」に選ばれたと発表した。ITUCが
実施した、米ウォルマートストアのC.ダグラス・マクミランCEOら8人がノミネートされた調査で選ばれた。

ITUCは調査結果の発表に際し、「アマゾンは租税回避詐欺や困難な労働条件の最前線に立ってきた」と同社のビジネス手法を非難。その根拠として「アマゾンの倉庫作業員は、1日最大15マイル(24キロ)歩く」などと指摘。

シャラン·バロウ書記は「アマゾンの物流センターの労働者は、自分のすべての動きを監視するターミナルを搭載したデジタルアームを着用するよう求められる。休憩と作業スピードに合意された手続きはなく、いじめや嫌がらせの文化がはびこっている。スタッフはただ互いに話したり、一息つくために停止すると叱責される」と話した。