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子会社2社が7月1日付で合併

住友重機械工業、蒸留装置、抽出装置事業を統合

2014年5月29日 (木)

荷主住友重機械工業は28日、子会社の住重プラントエンジニアリング(SPE)と住友重機械プロセス機器(SHI-PE)が7月1日付で、SPEの蒸留装置、抽出装置事業をSHI-PEへ譲渡する事業譲渡契約を締結したと発表した。

SPEでは蒸留装置、抽出装置事業のほか、電気集塵機や蒸発、晶析などの化学装置の初期計画から納入・アフターサービスまで対応。SHI-PEでも攪拌槽などの化学装置を扱っており、互いの主要顧客の多くが共通していることから、プラント化学系事業の事業構造改革を実施する一環として、市場を共有する事業をSHI-PEに統合することにしたもの。

一体運営による営業効率の向上と、相互の強い人脈による市場開拓に取り組み、SHI-PEの高性能攪拌槽のブランド力とSPEのエンジニアリング対応力により、事業領域の拡大を図る。また、SHI-PEの持つ海外事業のノウハウを生かしてグローバル展開も期待する。