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ロプロ、顧客取引データなど1243件、移転時に誤廃棄か

2011年3月2日 (水)

話題商工ローン事業などを手掛けるロプロ(旧日栄)は2日、2月11日から12日にかけて東京事務所を移転した際、移転先事務所での開梱作業時に一部顧客ファイルの輸送箱が不足していることが判明したと発表した。

 

同社が行った調査の結果、輸送時は顧客ファイルを移送用の箱に梱包し、アルミ箱型トラックで直送する手段で輸送。輸送途中で輸送物が脱落したか、不正に持ち出されることがないよう、輸送元、輸送先で同社社員が立会いをしていたという。

 

同社では「廃棄処分箱と誤って処分」し、外部への情報流出はないと判断している。また、これまでに関係すると考えられる顧客からの照会や同社に対する不正請求など、外部流出が疑われる事象は発生していない。

 

誤廃棄したとみられる顧客情報は1243件で、既に取引を終了した顧客だという。また、顧客情報に記載されていたのは、顧客から預かった本人確認書類など、顧客の氏名、住所、生年月日、口座番号、金額といった取引データ(2002年8月31日以前の記録データ)が含まれる。