話題学研ロジスティクスは、同社社員が使用する業務用ノートパソコンなどが入ったバッグの盗難事故が発生したと発表した。盗難されたパソコンには、取引先の顧客個人情報データが記録されていた。
盗難事故は今月6日、同社社員が帰宅途中、業務に使用しているノートパソコンなどが入ったバッグが盗難被害に遭ったもので、同社は所轄の警察署に被害届けを提出した。これまでのところ、パソコンは発見されていない。
同社によると、盗難されたパソコンにはセキュリティ対策が施されており、取引先、顧客の情報の不正利用、第三者への流出などの事実は確認されていないという。
パソコンに保管されていた個人情報は、氏名・郵便番号・一部電話番号を含む住所など6万6566件で、同社は「取引先、顧客の情報は全て把握しているので、該当する顧客には個別に連絡する。万が一、不正利用が発生した場合には、誠意をもって対応していく」としている。
また、再発防止策として管理体制の見直し改善と全従業員に対する教育指導を強化する、としている。