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クラリオンとノキア、車載システムへのスマートフォン活用で技術提携

2010年6月22日 (火)

話題クラリオンとノキアは22日、携帯端末と車載情報システムの連携に関する技術提携を発表した。共同で次世代の車載情報システムの開発強化に取り組む。クラリオンは、今回の提携を通じて業界標準としてノキアと標準化団体が提案中のスマートフォンインターフェースの開発、ノキアの車載機器向けアプリケーションサービス事業の構築を目指す。また、ノキアが市場基盤を持つ欧州や北米のほか、中国・新興国市場に向けた車載情報システムの開発を加速し、商圏の拡大を狙う。

 

クラリオンの泉龍彦社長は「ノキアの”TerminalMode”を、カーナビゲーションをはじめとするクラリオンの車載情報機器へ組み込むことにより、スマートフォンで利用できる膨大なアプリケーションやサービスを、車載機器でも利用できるようになる。車載機器とスマートフォンの連携がユーザーの利便性を高め、車載情報システムに大きな変革をもたらすことを期待している。ノキアに加え、クラリオンの海外市場向けカーナビゲーションに地図情報を供給する米国NAVTEQ社との提携強化を図ることで、スマートフォンの機能とサービスを、車載情報システムにおける車両連携(ITS)、先進運転支援システム(ADAS)、ナビゲーション協調といった機能やサポートサービスに活用していく」とコメントしている。