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商船三井ロジ、北京ベンツ工場の自動車部品物流を受託

2011年3月10日 (木)

ロジスティクス商船三井ロジスティクスは9日、中国現地法人の上海華加国際貨運代理有限公司が北京ベンツ汽車有限公司(北京ベンツ社)から物流サービスプロバイダーとして選定され、同社工場向けの自動車部品物流サービスを開始したと発表した。

 

北京ベンツ社工場の2010年度の生産量は約5万台で、11年度の生産台数は大幅に増加する見込みで、商船三井ロジスティクスは上海、江蘇省、浙江省、武漢、重慶のサプライヤーから北京ベンツ社の工場向けに自動車部品を集配送するほか、サプライヤーへの梱包資材の返送も行う。

 

最大1500キロメートルの長距離トラック輸送を含むこの集配送業務を引受けるに当たり、商船三井ロジスティクスでは、トラックの部品集配状況をリアルタイムに把握するため、約50台の専用トラックにGPS追跡装置を搭載。

 

また、工場の部品在庫状況、サプライヤーの部品受渡準備状況を確認し、最も効率のいい部品集配送プランを策定するとともに、緊急オーダーにも対応し、ダイレクト配送用トラック、航空輸送をアレンジできるバックアップ体制を整えた。