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日本郵船、3隻が座礁・衝突、乗組員は全員無事

2011年3月13日 (日)

話題日本郵船は12日、東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)による同社運航船舶の被害状況をまとめた。

 

石炭7万トンを積載する「SHIRAMIZU」(9万1439トン)は相馬港で揚荷準備中に、同じく石炭7万トンを積んでいる「SHIROUMA」(7万7739トン)は原町港で石炭揚荷役中に、全係船索が切断し、防波堤内で座礁した。

 

SHIRAMIZUはバラストタンクと燃料タンク両方、SHIROUMAは燃料タンクに浸水があり、ともに船外への漏油が確認されている。詳細は現在確認中だが、本船乗組員は全員無事。現在、SHIRAMIZUには救援船が現地に向っており、SHIROUMAには救援船を手配中。

 

石炭6万トンを積載する「CORAL RING」(7万5395トン)は、小名浜港で石炭揚荷役中に、地震の影響で岸壁に衝突。船体に損傷が確認されている。船外への漏油は現在のところ確認されておらず、緊急投錨して小名浜港沖約2.5キロの位置に停まっている。乗組員は救助され、全員無事。現在救援船が現地に向っている。