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日本郵船、北陸電力向け石炭専用船が竣工

2013年12月19日 (木)

ロジスティクス日本郵船は19日、新造石炭専用船「北陸丸」が17日大島造船所(長崎県西海市)で竣工し、北陸電力向けの石炭輸送に従事すると発表した。

北陸丸は、同社が建造を進めていた9万重量トン型ばら積み船で、同社の石炭輸送の基幹タイプ「幅広・浅喫水」船。北陸電力が運転する火力発電所向けの専用船として、主に豪州、インドネシアなどからの石炭輸送に投入される。

幅広・浅喫水船は、水深制限のある港への大量輸送を行うため、7万トン積パナマックス型ばら積み船の通常船型の全幅を広げ、改良を加えることで喫水の浅い船型としたもので、積載トン数は通常のパナマックス型船に比べて2万トン増えるため、輸送効率が向上する。

新造船は、1995年竣工の初代「北陸丸」から船名を継いだ、2代目北陸丸となる。船籍港は富山。