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関東運輸局調べ

関東6港の船舶積卸し実績が2年連続増加

2014年7月1日 (火)

国内関東運輸局は1日、管内の港湾運送事業者による2013年度の船舶積卸し実績を発表した。取扱量は2年連続で増加した。

管内の横浜、東京、川崎、横須賀、千葉、木更津、鹿島、日立6港の船舶積卸し実績は、12年度より1.3%多い4億2003万トンとなった。

横浜港は、取扱量の73.1%を占めるコンテナが4.3%減少し、全体の取扱量が3%減の1億1826万トンとなった。一方、東京港は93.3%を占めるコンテナが2.7%増え、全体でも2.1%増の1億4335万トン、13年連続で管内トップの取扱量となった。

川崎港は、自動車が17.2%増、コンテナが31.4%増など主要品目の大幅な増加により、7.1%増の2663万トンとなった。横須賀港は、自動車の取扱量が0.8%増えたものの、「その他金属機械工業品」の取扱量が10%減り、全体で3.1%減の758万トンにとどまった。

千葉港は、石炭の取扱量が12.9%減となったものの、鉄鋼が3.1%増、「その他鉱産品」が9.9%増となったことで、全体で0.8%増の4623万トンとなった。このほか、木更津港が10.9%増の3817万トン、鹿島港が2.7%増の3711万トン、日立港が10.9%減の270万トンとなった。

管内全体では、横浜港でコンテナの取扱量が減少したものの、東京港、川崎港でコンテナと自動車、木更津港、鹿島港で金属鉱など各港のシェアトップ品目の取扱量が増加し、12年度をわずかに上回った。