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関東運輸局調べ

関東6港の船舶積卸し実績、前年並みの4.2億トン

2015年7月7日 (火)

調査・データ関東運輸局は6日、管内の港湾運送事業者による2014年度の船舶積卸し実績を発表した。横浜、東京、川崎、横須賀、千葉、木更津、鹿島、日立6港の船舶積卸し実績は、ほぼ前年並みの4億2003万トンとなった。

横浜港は、取扱量の88.7%を占めるコンテナが0.2%増加、自動車も4.7%増加で、取扱量が2.1%増の1億2077万トンだった。

東京港は92.6%を占めるコンテナが2%減り、全体でも1.3%減の1億4154万トンとなったものの、14年連続で管内トップの取扱量を維持した。

川崎港は、石炭が7.9%増、金属鉱5.9%増、コンテナが36.3%増などの増加で、5.8%増の2818万トンとなった。横須賀港は、自動車の取扱量が8.4%増えたことで、4.5%増の792万トンとなった。

千葉港は、鉄鋼の取扱量が2.1%増、金属鉱1.7%増、石炭11.5%増となったものの自動車が19.7%減少したことで、0.3%減の4611万トンとなった。

このほか、木更津港が石炭の減少(17.4%減)で5.6%増の3604万トン、鹿島港は石炭の減少(7.2%減)で1.1%減の3669トン、日立港が内航コンテナの減少(1.7%減)で0.8%減の268万トンだった。

管内全体では、鉄鋼(0.2%増)や石炭(3.3%増)の取扱量が増えたものの、コンテナ(0.9%減)、金属鉱(0.2%減)、自動車(0.3%減)の減少で、前年並みとなった。