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関東6港の船舶積卸し17年実績、3.5%増

2018年8月22日 (水)

調査・データ関東運輸局は22日、管内の港湾運送事業者による2017年度の船舶積卸し実績を発表した。横浜、東京、川崎、横須賀、千葉、木更津、鹿島、日立6港の船舶積卸し実績は、前年と比べて3.5%増加し4億1667万トンとなった。

横浜港は、コンテナの取扱量が11.3%増えたことで、1億1898万トン(8.8%増)となった。東京港は92.7%を占めるコンテナが6.1%増加したことで、全体でも5.5%増の1億5097万トンとなった。17年連続で管内トップの取扱量を維持した。

川崎港は、コンテナが19%増加したものの、自動車が17%減少したことで全体では3.1%減の2639万トン。横須賀港は、「その他金属機械工業品」が6%増えたことにより1.8%増の809万トンだった。

千葉港は、石炭が1.8%減となったが、「その他鉱産品」が5%増、自動車が6.3%増となり1%増の4573万トン。木更津港は鉄鋼が9.1%減って4.8%減の2996万トン、鹿島港は鉄鋼が5.3%増、穀物ばらが11.5%増えたが、金属鉱が11.8%減となり、4.4%減の3401万トン。日立港は非鉄金属が20.9%減り3.9%減の254万トンだった。

管内全体では、金属鉱(3.9%減)、鉄鋼(1%減)、石炭(2.8%減)が減少したものの、コンテナ(8%増)の増加で、前年を上回った。