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関東運輸局調べ

関東6港の船舶積卸し実績、0.4%増加

2017年7月19日 (水)

調査・データ関東運輸局は19日、管内の港湾運送事業者による2016年度の船舶積卸し実績を発表した。横浜、東京、川崎、横須賀、千葉、木更津、鹿島、日立6港の船舶積卸し実績は、前年と比べて0.4%増加し4億258万トンとなった。

横浜港は、自動車の取扱量が9.5%減となったことで1.9%元の1億934万トンだった。

東京港は92.2%を占めるコンテナが4.4%増加したことで、全体でも4.3%増の1億4308万トンとなった。16年連続で管内トップの取扱量を維持した。

川崎港は、金属鉱が4.5%増加したものの、石炭が4.7%減、自動車が18.3%減となり、全体では3.7%減の2725万トンとなった。横須賀港は、自動車の取扱量が5.9%減ったが、その他金属機械工業品が21.2%増加し、2.7%増の795万トンとなった。

千葉港は、金属鉱が6%減、その他鉱産品5.9%減となったものの、自動車が14.3%増、石炭7.4%増と増え、0.1%増の4526万トン。

このほか、木更津港は金属が13.4%減って6.1%減の3147万トン、鹿島港は金属鉱が2.6%増、石炭が3.3%増となり、1.7%増の3558万トン、日立港はコンテナが3.1%増えたが自動車が40.4%減少し、0.3%減の265万トンだった。

管内全体では、金属鉱(4.5%減)、自動車(6.8%減)の取扱量が減少したものの、コンテナ(3%増)、鉄鋼(0.9%増)、石炭(3.1%増)の増加で、前年を上回った。