ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

関東運輸局調べ

関東6港の船舶積卸し実績、3.6%減少

2016年7月11日 (月)

調査・データ関東運輸局は11日、管内の港湾運送事業者による2015年度の船舶積卸し実績を発表した。横浜、東京、川崎、横須賀、千葉、木更津、鹿島、日立6港の船舶積卸し実績は、前年と比べて3.6%減少し4億495万トンとなった。

横浜港は、取扱量の89.5%を占めるコンテナが3.7%減少、自動車も3.3%減少で、取扱量が4.5%減の1億1539万トンだった。

東京港は92.1%を占めるコンテナが3.6%減り、全体でも3.1%減の1億3712万トンとなったものの、15年連続で管内トップの取扱量を維持した。

川崎港は、金属鉱が10.9%減となったものの、コンテナが33.5%増などの増加で、0.4%増の2829万トンとなった。横須賀港は、自動車の取扱量が4.4%減ったことで、2.3%減の774万トンとなった。

千葉港は、自動車の取扱量が22.4%増えたが、鉄鋼9.2%減、金属鉱5.6%減と減少したことで、1.9%減の4524万トンとなった。

このほか、木更津港が金属(7.7%減)・鉄鋼(7.8%減)が減って7%減の3353万トン、鹿島港は金属鉱の減少(9.2%減)で4.6%減の3499トン、日立港が非鉄金属の減少(13.7%減)で1%減の266万トンだった。

管内全体では、自動車(1.2%増)の取扱量が増えたものの、コンテナ(3.1%減)、金属鉱(8.4%減)、鉄鋼(6.6%減)、石炭(2.9%減)の減少で、前年を下回った。