ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

日本郵船の座礁船、船首部の残存油抜き取り終了

2021年9月14日 (火)

事件・事故日本郵船は13日、青森県八戸港沖で発生した木材チップ専用船CRIMSON POLARIS(クリムゾン・ポラリス)の座礁事故で、八戸港で実施していた船首部の残存油抜き取り作業が終了し、県外に向けて運び出したと発表した。クリムゾン・ポラリスは座礁事故で船体が分断され、船首部のみ八戸港に係留されていた。

予定していた八戸港での積載貨物の陸揚げは実施しなかった。依然として海上に留まっている船尾部については、海上保安庁はじめ関係者が残存油の抜き取りや船体撤去に向けた調査を続けている。

日本郵船は、座礁事故発生後より事故対策本部を立ち上げ、現地に要員を派遣。引き続き船主、船舶管理会社および関係者と協力して早期の事態解決に向けて全力で取り組むとしている。