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日本郵船、座礁船の沿岸清掃要員に社員10名派遣

2021年8月18日 (水)

破断した船体(13日・出所:海上保安庁)

事件・事故日本郵船は18日、青森県八戸港沖で発生した木材チップ専用船CRIMSON POLARIS(クリムゾン・ポラリス)の座礁事故で、船から漏れた油や貨物などが漂着した海岸の清掃作業などに従事する社員10名を現地に派遣したと発表した。事故から1週間が経過し、海岸には油や積荷の木材チップなどが漂着してきており、船主が手配した業者などが清掃にあたる。船をチャーターしていた日本郵船も清掃作業に携わることで、事故の責任を明確に示した形だ。

日本郵船は、海岸清掃作業に従事する希望者を社内で募集。第一陣として選ばれた10名が18日に現地に入り、1泊2日の日程で清掃作業に取り組む。日本郵船は、今後も順次、現地に社員を送り込んで清掃作業にあたる方針だ。

日本郵船は、座礁事故発生後より事故対策本部を立ち上げ、現地に要員を派遣。引き続き船主、船舶管理会社および関係者と協力して早期の事態解決に向けて全力で取り組むとしている。