財務・人事キユーソー流通システムが3日発表した中間決算(2013年12月-14年5月)は、2本柱の共同物流事業と専用物流事業がともに拡大し、増収増益となった。
共同物流事業は、新規・既存取引の拡大で3.8%の増収となり、燃料調達単価・電気料金の上昇や人手・車両不足に伴う物流コスト増の影響を受けたものの、増収効果と業務の標準化や運送業務の合理化改善などが進捗、12%の増益となった。
専用物流事業は、コンビニエンスストアやチェーンストアなど既存取引の拡大で4.9%の増収。燃料調達単価上昇によるコスト増が影響したものの、増収効果で15.5%の増益となった。
通期は、燃料調達単価・電気料金の上昇、人手・車両不足による物流コストの増加が続くとみられるが、20億円の増収を見込む業績予想は維持する。
■2014年11月期第2四半期連結決算(単位:百万円)
2014年11月期第2四半期 | 2013年11月期第2四半期 | 増減率 | |
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売上高 | 73,188 | 70,011 | 4.5% |
営業利益 | 1,104 | 961 | 14.8% |
経常利益 | 1,166 | 1,139 | 2.4% |
当期純利益 | 459 | 483 | -5.0% |