ロジスティクスキユーソー流通システムは1日、2014年12月から15年5月までの6か月間の決算を発表した。燃料調達単価の下落や増収効果、合理化効果で営業利益が57.3%の増益となった。
食品メーカーなどを得意先とする共同物流事業の新規・既存取引が拡大したほか、コンビニエンスストアやチェーンストアなどの流通業向けに運営している専用物流事業でも既存取引が拡大し、3.7%の増収を確保。
電気料金の高止まりや人手・車両不足に伴う物流コストが増えたものの、燃料調達単価の下落、売上高の増加による利益増、業務の標準化、運送・保管業務の合理化改善が進捗し、大幅な営業増益につなげた。
[キユーソー流通システム]15年11月期第2四半期決算(単位:百万円)
15年11月第2四半期 | 14年11月第2四半期 | 増減率(%) | |
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売上高 | 75,871 | 73,188 | 3.7% |
営業利益 | 1,737 | 1,104 | 57.3% |
経常利益 | 1,699 | 1,166 | 45.7% |
当期純利益 | 962 | 459 | 109.7% |