ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

15年11月期第3四半期連結決算

キユーソー流通、取引拡大と燃料費低下で営業益6割増

2015年9月30日 (水)

ロジスティクスキユーソー流通システムが30日に発表した2014年12月から15年8月まで9か月間の決算は、食品メーカー向けの共同物流事業で取引が拡大するなど2.8%の増収(前年同期比)となり、燃料調達価格の低下も加わったことで営業利益が64.3%の大幅な増加となった。売上高営業利益率は前年の1.6%から2.6%へ1ポイント改善した。

共同物流事業は、人手・車両不足でコストが増えたものの、増収効果と業務の標準化、運送・保管業務の合理化改善が進捗し、63.4%の部門増益となった。専用物流事業は、コンビニエンスストアやチェーンストアなどの既存取引が拡大して増収を確保。前期に新設稼働したセンターの減価償却費が増えたものの、燃料調達単価の低下や増収によってコストを吸収し、部門利益が72.1%増加した。

通期業績(11月期)予想に対する進捗度は、売上高が75.3%、営業利益が84.5%、純利益が85.7%と予想数値を上回るペースで推移している。

[キユーソー流通]2015年11月期第3四半期連結決算(単位:百万円)

 2015年11月期
第3四半期
2014年11月期
第3四半期
増減 
売上高
115,174111,9962.8%
営業利益
2,9591,80164.3%
経常利益
2,9211,91752.3%
当期純利益
1,62883395.3%