国内青森県警は4日、東北自動車道の通行料金7万9905円を不正に逃れたとして、3日午後6時3分、同県八戸市のアルバイト男性(22)を電子計算機使用詐欺容疑で逮捕したと発表した。
男性は5月26日頃、福島県二本松料金所一般レーンから普通車で高速道路に流入し、青森県福地パーキングエリアで駐車、「何らかの方法」で高速道路の路外に出て翌27日、キャリアカーを運転して、南郷料金所ETCレーンから流入。
同パーキングエリアに駐車中の普通自動車をキャリアカーに積載し、5月27日午後0時28分頃、東北自動車道八戸料金所のETCレーンを通行し、本来、福島県二本松料金所から八戸料金所までの普通乗用自動車の通行料金8450円を支払わなければならないところ、南郷料金所から八戸料金所までのキャリアカーの通行料金460円だけで通行、差額79905円相当の財産上の利益を得た。
容疑者の逮捕を受け、東日本高速道路(NEXCO東日本)東北支社は4日、「容疑者に対して通行料金の確認を行い、不法に免れた通行料金に加え、割増金として不法に免れた通行料金の2倍を請求する」と発表した。