ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

JFEエンジ、ミャンマーの合弁工場が初出荷

2014年7月22日 (火)

国際JFEエンジニアリングは22日、ミャンマー建設省と昨年11月に設立したインフラ建設を行う合弁会社「J&Mスチールソリューションズ」が鋼製橋梁の製作を開始し、橋梁ブロックを初出荷したと発表した。

昨年12月からヤンゴン市タケタ地区で橋梁などの鋼構造物を製作する工場の建設に着手、4月から主要設備を稼動させた。

J&Mスチールソリューションズは設立後、同国建設省から東部のカヤー州に建設されるタンリン橋や北部ザガイン州のイラワジ河を横断するティージャイン橋梁などの鋼橋の設計・製作・架設計画を受注している。

これらに加え、JFEエンジニアリングがミャンマー国外の案件を受注し、同社に製作下請けしているものも合わせると、手持ちの工事量(鋼重)は7000トンに達している。

初出荷した橋梁ブロックは、隣国ラオス向けのトラス橋梁200トンの一部で、段階的にブロックを製作し、8月までに出荷を完了する。

JFEエンジニアリングは、J&Mスチールソリューションズ新工場の稼動を全面的に支援し、東南アジア諸国、中東、アフリカなどの地域でインフラ案件のマザー工場として活用することで、海外事業の拡大を図る。