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IHIマリンユナイテッド、環境負荷30%低減のコンテナ船を開発

2010年6月24日 (木)

ロジスティクス環境負荷30%低減のコンテナ船IHIマリンユナイテッドは23日、環境負荷低減コンテナ船を開発、概念設計を完了したと発表した。開発したコンテナ船は従来船と比べ、温室効果ガスの排出量を約30%削減できるほか、燃費も約30%の削減が可能。

 

開発した2軸船型(ツインスケグ)や省エネ対策のための付加物等の採用による推進性能の大幅向上、プラントシステムの効率向上に加え、太陽光発電パネルを採用した自然エネルギーを大容量蓄電池に蓄電するなどの工夫を行っている。

 

IHIマリンユナイテッドでは、新コンセプトに基づく環境負荷低減船を「eFuture」と名付け、第1弾として環境負荷低減型コンテナ船に取り組み、具体例として13000TEUコンテナ船「eFuture13000C」のコンセプトデザインを完成させた。

 

このコンセプトは、すぐに実現可能な技術の組合わせで温室効果ガス30%を削減できるのが特長で、個々の技術はほかのサイズのコンテナ船にも適用可能だとしている。