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日本貨物航空、アンカレッジ空港付近で不明機と異常接近

2014年8月4日 (月)

ロジスティクス国土交通省は1日、日本貨物航空(NCA)134便の機長から航空法の規定に基づく異常接近報告が提出されたと発表した。国交省は既に重大インシデントとして運輸安全委員会に報告済み。

発表によると、NCA134便(ボーイング747-8F型)は7月30日午前5時10分頃(日本時間)、アンカレッジ国際空港に向けて同空港の西方37キロの地点で降下中、高度1950メートルでナビゲーションディスプレイ(航法指示計器)上に接近する航空機を確認したため、衝突を回避しようと右旋回した。この際、空港の管制官からも急いで右旋回するよう指示があったとういう。

相手機の通過後、NCA134便は通常飛行に戻り、アンカレッジ国際空港に着陸した。最接近時の水平距離は3000メートル、高度差は60メートルだった。米国内で発生していることから、原因調査は発生国の米国当局が実施することになる。

相手機の運航者と型式は不明。