ロジスティクス日本貨物航空は14日、成田空港発米国アンカレッジ国際空港行きの貨物機「KZ166便(ボーイング747-400型貨物機)」が11日21時55分頃に第1エンジンに振動が発生したため、このエンジンを停止して23時8分に成田空港に引き返したと発表した。搭載貨物量は117トンだった。
着陸後の点検により、振動した第1エンジン内部のタービンブレードに損傷が見つかった。これを受けて国土交通省航空局は14日「重大インシデント」に認定。運輸安全委員会による調査を行うこととした。
日本貨物航空では「既に社内に立ち上げた重大インシデント調査会で原因究明に全力を尽くすとともに、運輸安全委員会の調査に協力していく」としている。