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15年3月期第1四半期決算

日新、米独禁法関連訴訟の損失に備え7.6億円を特損計上

2014年8月6日 (水)

財務・人事日新が6日発表した4-6月期決算は、売上高、営業利益が堅調に推移したものの、7億5900万円を独禁法関連引当金繰入額として特別損失に計上したため、純利益は55.6%減の2億8900万円となった。

この特別損失は、米国で国際航空貨物利用運送に関連する集団民事訴訟が提起されたことを受け、「将来発生しうる損失」に備えるため、現段階での見積額として7億5900万円を引き当てたもの。

事業は堅調に推移し、物流事業部門はアジアでの好調が継続したことに加え、日本・欧州の回復が収益に寄与した。米州、中国では伸び悩んだ。

[日新]2015年3月期第1四半期連結決算(単位:百万円)

 2015年3月期第1四半期2014年3月期第1四半期増減
売上高48,60044,6358.9%
営業利益92173724.9%
経常利益1,1311,0478.0%
当期純利益289651-55.6%