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ユナイテッド航空、貨物顧客向けCO2排出相殺ツールを提供

2014年8月7日 (木)

ロジスティクスユナイテッド航空は6日、同社の貨物法人顧客が自社の航空貨物輸送で発生する二酸化炭素排出量を簡単に追跡し、相殺できるようにするビジネスツール「カーボンチョイス」の提供を開始したと発表した。

同社を利用して定期的に大規模な貨物輸送を行う顧客企業は、カスタマイズされた排出量報告書を受け取ることができるほか、同社が提携する国際的非政府機関「サステイナブル・トラベルインターナショナル」(STI)を通じて自社に起因するCO2排出量の相殺オプションを選択するできるようになった。

これにより、顧客企業は自社の総合的な企業戦略で、より容易に「カーボン・ニュートラル」に取り組めるようになる。

同社は2013年、顧客企業がオンライン上で自社の貨物出荷データを入力してCO2排出量を追跡できるシステムを導入。重量、航空機の機種に関連する実飛行データ、路線、季節を考慮してCO2排出量を計算しており、国際航空運送協会(IATA)が航空会社に提唱するCO2排出量計算方法に基づく次世代の排出量計算方法を採用した。