ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

鉄道貨物の偏積対策検討会「安全確保に情報共有有効」

2014年8月7日 (木)

ロジスティクス国土交通省は7日、2012年4月26日に発生したJR貨物江差線列車脱線事故の調査報告書を受けた対策検討会を開催し、事故報告書の概要説明や意見交換を行った。

JR貨物から、現時点で既に実施している安全対策や、現在検討している対策の具体的な概要などの説明があり、出席者からは「JR貨物、利用運送事業者がそれぞれできる限りの対策を取ること、相互に連携することの両方が重要」「今回のような安全輸送確保のための情報共有は大変有効であり、現場に周知していきたい。また、荷主にも理解と協力を求めていきたい」などの意見が出された。

検討会では、今後もJR貨物での安全対策の進捗状況などに応じて開催し、コンテナ内の積荷の偏積を防止するための有効な方策を検討していくことを確認。10月をメドに2回目の検討会を開催する。