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大王製紙、中国で生産設備と倉庫を増設、1.5倍に増強

2014年8月11日 (月)

国際大王製紙は8日、中国とタイにベビー用紙おむつの生産設備を増強するとともに、中国拠点に製品・資材保管倉庫建設すると発表した。

中国では子会社の大王(南通)生活用品(中国江蘇省南通市)が2013年11月からベビー用紙おむつ「GOO.N」(グーン)の生産を開始し、8月1日に生産ラインを増設。同国ではベビー用紙おむつ市場が年率15%増で伸長しており、今後も販売拡大が見込めるため、新たに生産設備の増強と倉庫拡張を実施することにしたもの。

同社工場の隣接区画3万833平方メートルを取得し、生産能力を現行の1.5倍に引き上げる。倉庫は15年10月に完成する。投資総額は41億円。

一方、タイでは子会社のエリエールインターナショナルタイランド(ラヨーン県)が現地の需要構造の変化、同社の販売数量の拡大に合わせ、生産ラインの増設を実施。9月から営業運転を開始する。この増強により、同社は1.3倍の生産能力を備える。