M&A大王製紙は6日、連結子会社の大王(南通)生活用品(EICN、中国)が保有する生産拠点、南通西区(第一工場)の土地、建屋、生産設備のすべてを、杭州豪悦護理用品(同)へ譲渡すると発表した。譲渡額は2億6600万元(58億円)で、譲渡損は1億8500万元(40億円)。
EICNは中国でベビー用紙おむつと生理用品を生産しているが、中国の少子化や現地メーカーの競争激化を背景に事業ポートフォリオを見直してきた。ベビー用紙おむつの生産は外部委託に切り替え、引き続き販売を継続する。一方、生理用品の販売は好調であり、南通東区(第二工場)に生産を集約し、新たなビジネスモデルの構築を目指す。
これに伴い、大王製紙は2025年3月期の連結業績で40億円の特別損失を計上する。
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